山森農園の紹介

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更新日 2008-07-07 | 作成日 2008-06-09

山森農園の紹介

 私たちの住む三浦市金田地区は、三浦半島の南端に位置し、その三方を東京湾と相模湾に囲まれた、気候温暖で江戸時代後期から野菜が作られた100年以上の歴史のある生産地です。私の農園でも大根・キャベツ・ニンジン・スイカを中心に露地野菜にこだわって栽培しています。

ニンジンの畑で集合

私の野菜栽培の特色

野菜作りの基本は土作りにある

このことは、すべての農家に共通したことで、野菜であれ、水稲、果樹に限らずすべての作物の出来不出来を左右する基本中の基本であり、農学関係の書物を開けば、その方法について何百もの方法が紹介されています。
その中で私が重要だと思うことは、正確な土壌分析であり土の状態を単に感覚として捉えるのでなく化学的に分析することが最も大切だと言うことです。
有機質にこだわるあまり、堆肥を入れすぎて土の中の肥料バランスを崩して要素欠乏を起こしたり未熟な堆肥を入れて、虫や病気が発生したり随分と失敗しました。
土作りの為に、何の資材をどう使うか、使ったら検証する。この姿勢がないと単なる思い込み農法になってしまいます。従って、土作りは化学であると考えます。


代表 山森樹山森農園 代表 山森樹

土作りのようす

牛ふんをベースに、米ぬか・なたね油粕・魚骨・魚粉・ゼオライトを加え、有効微生物菌を加えて、3~6ヶ月、水分と温度を調整して、発酵させ、完熟したぼかし堆肥として完成させます。

作業工程1牛ふんに米ぬか、なたね油粕などをまぜる
作業工程2水分、温度管理を確認します
作業工程3ゆっくりと発酵させます

分析と診断にも心がけています

土壌診断カード     土壌診断カード

作付け前に土壌の状態を分析します



ミネラルを測定    硝酸濃度の測定

体に有害とされる硝酸濃度や野菜に含まれるミネラル数値を測定

「堆肥作り」「土壌診断」「野菜の化学的分析」という三つの作業をすることで、作った野菜の品質と安全性を確認しています。そして、自信を持って消費者の皆様に出荷することができるのです。>>主要出荷先

健康や環境に配慮した農業

具体的には、慣行栽培(神奈川県栽培基準)と比べて大根では、化学肥料はチッソ成分にして10a当たり9kg以下、農薬13成分に対して6成分以下の使用(秋まき年内どり栽培)のいわゆる「特別栽培農産物」を作っています。

マリーゴールド   マリーゴールド
そのほか、土壌消毒については太陽熱消毒やマリーゴールドなどの忌避作物の導入、堆肥は緑肥作物(ソイルクリーン)の輪作などに取り組んでいます。
また、三浦沖海洋深層水の葉面散布なども取り入れて、ミネラルの豊富な少しでも体によい野菜作りに励んでいます。


私の理想

私の農園のもうひとつの特色は、知的障害のある人が働いているということです。
家の事情で子供のころから障害のある人と生活を共にすることで私は多くのことを学びました。
それは、人間にとって自分を活かせる場を見つけることがいかに大切かということです。
人間の能力には生まれついて差がありますが、恵まれた才能を持ちながらそれを活かせずに一生を送る人も少なくありません。
能力的には多少ハンデがあったとしても、私たちは四季を通じて自然の中で大地と向き合いながら互いに協力しあい野菜を作ることで、精神的、肉体的に鍛えられ人間として成長していくことができます。

One For All All For One

「一人はみんなのために、みんなは一人のために」
この理想を掲げ美味しい健康な野菜を作る事が皆の為になる。このプライドを胸に、理想の実現の場として農園を発展させ、障害のある方々の雇用を創出し、社会企業家として成長し続けたいと思います。
そして、これに共感していただける人が少しでも増え、私たちの作った野菜を食べて頂けることを願っています。